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2017年12月20日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (599)    (通算2597回)

日常生活語 「わ」①

 

わ〔わー〕【輪】《名詞》 ①細長いものを曲げて円い形にしたもの。また、人などが並んで、そのような形を作っているもの。「わー・に・ なっ・て・ 座る。」②軸の周りを回って、車を動かすもの。「自転車・の・ わー・を・ 回(まー)し・て・ 遊ぶ。」③桶や樽などの外側を堅く締める、金属や竹で作ったもの。「桶・の・わー・が・ 外れ・た。」

わ〔わー〕《終助詞》 ①調子を和らげたりやさしくしたりする言葉。「そない・ 思・た・ん・や・わ。」「雨・が・ 降っ・てき・た・わ。」②疑問の気持ちや、相手に行動を促そうとする気持ちなどを表す言葉。「そんな・ こと・(を・) し・とっ・たら・ 遅れる・よ・ 早よ・ 行っ・たら・わ。」

【羽】《助数詞》 鳥などを数えるのに用いる言葉。「烏・が・ 1わ・ 飛ん・どる。」◆「3ば」のように、撥音のあとでは「ば」となる。「10(じっ)ぱ」のように、促音のあとでは「ぱ」となる。1から10までの数え方は「1わ」「2わ」「3ば」「4()わ」「5わ」「6わ」「7(ひち)わ」「8わ」「9()わ」「10(じっ)ぱ」のようになる。〔⇒ば【羽】

【把】《助数詞》 束にしたものなどを数えるのに用いる言葉。「ほうれん草・が・ 2わ・ ある。」「焚きもん〔=薪〕・ 1わ」◆「3ば」のように、撥音のあとでは「ば」となる。「10(じっ)ぱ」のように、促音のあとでは「ぱ」となる。1から10までの数え方は「1わ」「2わ」「3ば」「4()わ」「5わ」「6わ」「7(ひち)わ」「8わ」「9()わ」「10(じっ)ぱ」のようになる。〔⇒ば【把】

わあわあ〔わーわー〕《副詞と》 ①大勢の人が大きな声を出して話したり騒いだりする様子。大勢でがやがやと言い立てる様子。いろんな意見を出し合う様子。また、それらのその声。「いっぺんに・ わーわー・ 言()わ・んと・ 一人・ずつ・ しゃべっ・てくれ。」②子どもなどが大声で泣く様子。うるさくわめき立てるように泣く様子。また、その泣き声。「迷子・が・ わーわー・ 泣い・とる。」⇒わいわい。⇒わんわん〕

わあん〔わーん〕《感動詞》 子どもなどが、大声を出して泣くときの声。「わーん・ アイスクリーム・を・ 落とし・ても・た。」〔⇒ああん〕

わい()】《名詞》 ①自分自身を指す言葉。「それ・は・ わい・に・ 任し・とい・てんか。」②相手を指す言葉。相手を悪し様に言ったり見下したりするときに使う言葉。「わい・が・ し・た・ん・やっ・たら・ ちゃんと・ 謝り・なはれ。」◆主として男性が使う言葉で、親しい人や目下に向かって使うことが多い。⇒あし、あっし、あて、うち【内】、わたい()、わし、わっし()、わたし【私】、わて、おれ【俺】、おら()、おい()、ぼく【僕】⇒きさま【貴様】、われ、おまえ【お前】、おまい(お前)、おどら、おんどら、おどれ、おんどれ、おのれ【己】

わい《終助詞》 ①ものに感じた気持ちを表す言葉。「そんな・ こと・ 知ら・ん・の・や・わい。」②相手に強く響くように自分の意図を伝えようとするときに使う言葉。やや突き放した感じで、自分の言いたいことを相手に強く伝えようとするときに使う言葉。「わい〔=私〕・は・ 知ら・ん・わい。」「お前・が・ 責任・を・ 取ら・な・ あか・ん・の・や・わい。」「そー・かい・ そー・かい・ わかっ・た・わい。」◆さらに強める場合は、別の終助詞を添えて、「わい・な」「わい・や」となる。〔⇒がい。⇒よ〕

ワイシャツ〔わいしゃつ〕【英語=white shirtの意味】《名詞》 男性が背広などの下に着用する、襟付きで袖のついた衣服。「わいしゃつ・は・ 毎日・ 取り替え・て・ 着・なはれ。」〔⇒カッターシャツ【カッター  英語=shirt、カッター、シャツ【英語=shirt

わいとこ【わい所】《名詞》 ①自分の家。「いっぺん・ わいとこ・へ・ 遊び・に・ 来・やへん・か。」「わいとこ・で・ 酒・ 飲ま・へん・か。」②自分の家族。自分の家庭。「わいとこ・は・ みんな・ 朝・が・ 早い・ねん。」③自分の妻。「わいとこ・は・ 今・ 入院し・とる・ん・や。」◆男性が使う言葉で、親しい人や目下に向かって使うことが多い。〔⇒わしとこ【わし所】、わいね(わい家)、うちね(内家)、うちとこ【内所】、うちとことこ【内所々】、うっとこ(内所)、うっとことこ(内所々)、わたしとこ【私所】、わたいとこ(私所)、わてとこ【わて所】⇒うちのやつ【内の奴】

わいね〔わいねー〕(わい家)】《名詞》 ①自分の家。「わいねー・は・ 海・に・ 近い・ねん。」②自分の家族。自分の家庭。「わいねー・は・ 声・が・ 大きい・ 筋・や。」③自分の妻。「わいね・は・ 料理・が・ 下手や。」◆男性が使って、えらそうな感じが伴う言葉である。〔⇒わいとこ【わい所】、わしとこ【わし所】、うちね(内家)、うちとこ【内所】、うちとことこ【内所々】、うっとこ(内所)、うっとことこ(内所々)、わたしとこ【私所】、わたいとこ(私所)、わてとこ【わて所】⇒うちのやつ【内の奴】

ワイヤー〔わいやー〕【英語=wire】《名詞》 鉄や銅などの金属を線状に細長く延ばしたもの。「わいやー・を・ 束・に・ し・て・ でけ・た・ 太い・ 線」◆太く頑丈なものや、何本も縒り合わせたものを「ワイヤー」と言い、細いものを「はりがね【針金】」と言うことがある。〔⇒はりがね【針金】

わいら〔わいらー〕(我ら)】《名詞》 ①自分たちを指す言葉。「わいらー・は・ 昭和・の・ 時代・の・ 子ども・や。」「そんな・ こと・は・ わいら・ わかっ・とる・ぞ。」②遠慮したり卑下したりする気持ちをこめて、自分自身を指す言葉。「わいらー・に・ そんな・ 高級な・ 話・は・ わから・へん・がな。」③相手たちを指す言葉。「わいらー・ もー・ ちょっと・ 上手に・ 歌・を・ 歌え。」「俺・は・ わいら・に・ 負け・たり・なんか・ せー・へん・ つもり・や。」①②⇒あしら、あっしら、あてら、うちら【内ら】、わたいら(私ら)、わしら、わっしら(私ら)、わたしら【私ら】、わてら、おれら【俺ら】、おらら(俺ら)、おいら(俺ら)、ぼくら【僕ら】⇒われら、おのれら【己ら】、おまえら【お前ら】、おまいら(お前ら)、おどらら、おんどらら、おどれら、おんどれら、きさまら【貴様ら】

わいわい《副詞と》 大勢の人が大きな声を出して話したり騒いだりする様子。大勢でがやがやと言い立てる様子。いろんな意見を出し合う様子。また、それらのその声。「みんな・で・ わいわい・ 言()ー・て・ いっこも・ 意見・が・ まとまら・へん。」〔⇒わあわあ〕

わが【我が】《連体詞》 自分自身の。「わが・ こと・ばっかり・ 考え・てくさる。」〔⇒わがの【我がの】

わかい【若い】《形容詞》 ①動物が生まれたり、植物が芽を出したりしてからの年月が少ない。「わかい・ 人・が・ うらやましー。」「わかい・ 芽・が・ 出・とる。」②他の人と比べて、年下である。「兄貴・より・ 3つ・ わかい。」③人生経験や知恵などがしっかりと身に付いていない。未熟である。「考え方・が・ まだまだ・ わかい。」④年齢とは関係なく、元気がある。老いぼれていない。「気・が・ わかい・ 人・や。」⑤植物の実などがじゅうぶんに熟していない。「まだ・ わかい・ 瓜・や・さかい・ 苦い・なー。」

わかいし(若い衆)】《名詞》 元気がよく、年若い男性。「わかいし・が・ 遊び回っ・とっ・たら・ あか・ん・やろ。」〔⇒わかいしゅう【若い衆】、わかもん【若者】

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