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2017年12月21日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (600)    (通算2598回)

日常生活語 「わ」②

 

わかいしゅう〔わかいしゅー、わかいしゅ〕【若い衆】《名詞》 元気がよく、年若い男性。「わかいしゅ・が・ もっと・ 村・の・ 役・に・ 立っ・てほしい・な。」〔⇒わかいし(若い衆)、わかもん【若者】

わがえ〔わがえー〕(我が家)】《名詞》 私の家。自分の家。「わがえー・の・ こと・だけ・で・ 頭・が・ いっぱいや。」◆「うっとこ【(内所)】」が自分自身の家を表すのに対して、「わがえ【(我が家)】」は、自分自身とともに他者自身の家のことも表す。

わかがえる【若返る】《動詞・ラ行五段活用》 体力などを取り戻して若々しくなる。若々しい様子になる。「髪・を・ 短こー・に・ 切っ・て・ わかがえっ・た。」■名詞化=わかがえり【若返り】

わがし【和菓子】《名詞》 饅頭、餅菓子、羊羹などのような、日本風の菓子。「わがし・は・ 日持ち・が・ 短い。」

わかじに【若死に】《名詞、動詞する》 年若いうちに死ぬこと。平均年齢よりかなり早く死ぬこと。「事故・で・ わかじにし・た・ 人・は・ かわいそーや。」〔⇒はやじに【早死に】

わかす【沸かす】《動詞・サ行五段活用》 水などを熱して煮え立たせる。水などの温度を上げる。「コーヒー・の・ 湯ー・を・ わかす。」「今日・は・ 早め・に・ 風呂・を・ わかそ・ー・か。」■自動詞は「わく【沸く】」

わかて【若手】《名詞》 ①働き盛りで元気がある若い人。「わかて・は・ よー・ 飯・を・ 食う・なー。」②集団の中で年若い部類に属する人。「わかて・の・ ピッチャー・が・ 頑張っ・てくれ・た・さかい・ 勝て・た・ん・や。」■対語=「としより【年寄り】」「とっしょり【(年寄り)】」

わがの【我がの】《連体詞》 自分自身の。「わがの・ こと・は・ 自分・で・ せー。」「おごっ・てもらわ・んと・ わが・の・ 金・で・ 飯・を・ 食う。」〔⇒わが【我が】

わがまま【我が儘】《形容動詞や()、名詞》 他人のことなどは気にしないで、自分の都合のよいようにする様子。自分のしたいように振る舞う様子。「わがままな・ こと・(を・) 言()わ・んと・ 何・でも・ 食べ・なはれ。」〔⇒かって【勝手】、えてかって【得手勝手】、きまま【気儘】、かってきまま【勝手気儘】、わがままかって【勝手気儘】

わがままかって【勝手気儘】《形容動詞や()、名詞》 他人のことなどは気にしないで、自分の都合のよいようにする様子。自分のしたいように振る舞う様子。「わがままかってに・ 教室・の・ 中・を・ 動き回っ・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒かって【勝手】、えてかって【得手勝手】、きまま【気儘】、かってきまま【勝手気儘】、わがまま【我が儘】

わがみ【我が身】《名詞》 自分自身の立場。自分自身の体。「みんな・ わがみ・の・ こと・ばっかり・ 考え・とる。」

わかめ【若布】《名詞》 不規則に羽根状に分かれており、浅い海の海底に生えている、料理に多用する海藻。「筍・と・ わかめ・を・ いっしょに・ 炊い・たら・ うまい・ぞ。」

わかめ【若芽】《名詞》 草や木や球根などから新しく出たばかりの芽。「菊・の・ わかめ・を・ 挿し木する。」〔⇒しんめ【新芽】

わかもん【若者】《名詞》 元気がよく、年若い人。青少年。「わかもん・が・ もの・を・ 食べ・ながら・ 道・を・ 歩い・とる。」◆男女ともを含めて使う。〔⇒わかいし(若い衆)、わかいしゅ【若い衆】

わからずや【分からず屋】《名詞》 ものごとの道理がわからない人。自分の思い通りにならないと気がすまない人。いくら説明しても理解・納得しようとしない人。「あんな・ わからずや・が・ ごて始め・たら・ 話・が・ なかなか・ まとまら・へん。」

わからずじまい【分からず仕舞い】《形容動詞や()》 不審や疑問であったことが明らかにならないままになってしまう様子。「あの・ 本・の・ 行方・は・ わからずじまい・や。」

わかりきった【分かりきった】《連体詞》 もともとからわかっている。誰にもわかっている。「わかりきった・ 話・を・ なんべん・も・ せ・んとい・て・か。」

わかる【分かる、解る】《動詞・ラ行五段活用》 ①知ろうとしていたことの意味・内容・事情などを理解する。「よー・ 説明し・てくれ・た・さかい・ わかっ・た。」②はっきりしていなかったことが、明らかになる。「入学試験・の・ 結果・が・ わかる。」③世の中のことや、人の気持ちなどを知って、それに添うようにする。「話・が・ よー・ わかる・ 人・に・ 頼み・なはれ。」■名詞化=わかり【分かり、解り】

わかれ【別れ】《名詞》 それまで一緒にいた人が離れること。「卒業式・の・ わかれ・が・ 辛い。」

わかれめ【分かれ目】《名詞》 ①離れるところ。分岐点。「米原・が・ 北陸・へ・の・ わかれめ・や。」②ものごとの違いが現れるところ。「ここ・が・ 勝ち負け・の・ わかれめ・や。」

わかれる【分かれる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①それまで一つであったものが別々になる。「道・が・ 二股・に・ わかれ・とる。」②全体がいくつかに区切られている。「10人・ごと・に・ わかれ・た・ 班・に・ なっ・とる。」■名詞化=わかれ【分かれ】

わかれる【別れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①それまで一緒にいた人が離れる。「好きやっ・た・ 人・と・ わかれる。」「みんな・と・ わかれ・て・ 一人・で・ 電車・に・ 乗る。」②夫婦や恋人などがそれまでの関係を解消する。「わかれ・て・ 子ども・と・ 一緒に・ 住む。」③生死を別にする。「5年前・に・ 旦那さん・が・ わかれ・た。」■名詞化=わかれ【別れ】

わき【脇】《名詞》 ①胸の側面で、腕の付け根より下の部分。「わき・に・ 荷物・を・ 挟む。」②あるもののすぐ近くの場所。「鞄・を・ 机・の・ わき・に・ 置く。」③他の人のかたわら。当事者以外の立場。「あんた・の・ わき・に・ おら・し・てください。」④何かの行動などをしたすぐ後。「憶え・た・ わき・から・ 次々と・ 忘れ・てまう・がな。」⇒わきばら【脇腹】、よこばら【横腹】②③④⇒そば【傍、側】、ねき、はた【端】⇒よこ【横】

わきばら【脇腹】《名詞》 胸の側面で、腕の付け根より下の部分。「戸ー・に・ ぶち当たっ・て・ わきばら・が・ 痛う・ なっ・た。」〔⇒わき【脇】、よこばら【横腹】

わきみ【脇見】《名詞、動詞する》 見るべき方向以外に目を向けること。正面ではなく他の方を見ること。「運転し・とっ・て・ わきみし・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒よそみ【余所見】

わきまえる【弁える】《動詞・ア行下一段活用》 ものごとの筋道や論理などをよく知っている。善悪や正邪などのけじめを心得る。「自分・の・ 立場・を・ わきまえ・とき・なはれ。」■名詞化=わきまえ【弁え】

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