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2017年12月24日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (603)    (通算2601回)

日常生活語 「わ」⑤

 

わちゃくちゃ【わ茶苦茶】《形容動詞や() ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりする様子。「あんな・ わちゃくちゃな・ 考え・に・は・ 賛成でけ・へん。」②乱雑になっている様子。「鞄・の・ 中・が・ わちゃくちゃや。」③壊れてしまっている様子。駄目になっている様子。「ホームラン・を・ 打た・れ・て・ 試合・は・ わちゃくちゃに・ なっ・ても・た。」〔⇒わや、わやくそ【わや糞】、わっちゃくちゃ(わ茶苦茶)

わっし()】《名詞》 自分自身を指す言葉。「誰・も・ 行か・へん・の・やっ・たら・ わっし・が・ 行か・し・てもらい・ます。」〔⇒あし、あっし、あて、うち【内】、わたい()、わい、わし、わたし【私】、わて、おれ【俺】、おら()、おい()、ぼく【僕】

わっしら〔わっしらー〕(私ら)】《名詞》 ①自分たちを指す言葉。「わっしら・が・ 見回り・を・ する。」②遠慮したり卑下したりする気持ちをこめて、自分自身を指す言葉。「わっしら・ 合格し・とら・へん・の・です。」〔⇒あしら、あっしら、あてら、うちら【内ら】、わたいら(私ら)、わいら(我ら)、わしら、わたしら【私ら】、わてら、おれら【俺ら】、おらら(俺ら)、おいら(俺ら)、ぼくら【僕ら】

わっせ(忘せ)】《名詞》 ものをよく忘れること。忘れ癖のある人。「わっせ・が・ ひとっつも・ 直ら・へん。」〔⇒わすれ【忘れ】

わっせもん(忘せ物)】《名詞、動詞する》 持ってくるべきであるのに、うっかりどこかに置いたままにすること。また、そのようなもの。「わっせもん・を・ し・て・ 休み時間・に・ 家・へ・ 取り・に・ 戻る。」〔⇒わすれもん【忘れ物】

わっせる(忘っせる)】《動詞・サ行下一段活用》 ①経験したり覚えたりしたことが、記憶から消えてしまう。「昨日・の・ こと・でも・ じっきに・ わっせ・てまう。」②他のことに夢中になったり、うっかりしたりして、ある事柄に気がつかない。「あわて・て・ 家・を・ 出・て・ 傘・を・ 持っ・てくる・の・を・ わっせ・た。」③うっかりして、すべきことを、しないままにする。「宿題・を・ わっせ・た。」■名詞化=わっせ(忘っせ)〔⇒わすれる【忘れる】

わっちゃくちゃ(わ茶苦茶)】《形容動詞や()》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりする様子。「わっちゃくちゃな・ 話し方・を・ し・たら・ 聞い・とる・ 人・が・ 困る・やろ。」②乱雑になっている様子。「掃除・を・ せー・へん・さかい・ 家・の・ 中・が・ わっちゃくちゃに・ なっ・とる。」③壊れてしまっている様子。駄目になっている様子。「水・に・ 濡れ・て・ 時計・が・ わっちゃくちゃに・ なっ・ても・た。」〔⇒わや、わやくそ【わや糞】、わやくちゃ【わや苦茶】

ワット〔わっと〕【英語=watt】《名詞、助数詞》 電力をはかる単位。「わっと・が・ 大きい・さかい・ 明(あか)い・なー。」「百わっと・の・ 電球・を・ 買う。」

わっと《副詞》 ①一つ所に一斉に集まる様子。「餌(えさ)・を・ まい・たら・ 鳩・が・ わっと・ 集まっ・た。」②一斉に声を上げる様子。「みんな・が・ わっと・ 笑っ・た。」③急に泣き出す様子。また、その声。「こらえ・とっ・た・けど・ やっぱり・ わっと・ 泣き出し・た。」

わて《名詞》 自分自身を指す言葉。「わて・ ほんまに・ よー・ 言わ・ん・わ。」◆女性が使うことが多い。〔⇒あし、あっし、あて、うち【内】、わたい()、わい、わし、わっし()、わたし【私】、おれ【俺】、おら()、おい()、ぼく【僕】

わてとこ【わて所】《名詞》 ①自分の家。「わてとこ・の・ 裏・に・は・ 池・が・ ある。」②自分の家族。自分の家庭。「わてとこ・は・ みんな・ カレー・が・ 好きや。」③自分の夫。自分の妻。「わてとこ・は・ 今日・は・ 買い物・に・ 行っ・て・ 留守・です。」〔⇒うちね(内家)、うちとこ【内所】、うちとことこ【内所々】、うっとこ(内所)、うっとことこ(内所々)、わたしとこ【私所】、わたいとこ(私所)、わいとこ【わい所】、わしとこ【わし所】、わいね(わい家)⇒うちのひと【内の人】、うちのやつ【内の奴】

わてら〔わてらー〕《名詞》 ①自分たちを指す言葉。「3時・に・ なっ・たら・ わてら・が・ 交替し・ます。」②遠慮したり卑下したりする気持ちをこめて、自分自身を指す言葉。「わてらー・ あほや・さかい・ 難しー・て・ わから・へん。」〔⇒あしら、あっしら、あてら、うちら【内ら】、わたいら(私ら)、わいら(我ら)、わしら、わっしら(私ら)、わたしら【私ら】、おれら【俺ら】、おらら(俺ら)、おいら(俺ら)、ぼくら【僕ら】

わな【罠】《名詞》 ①鳥や獣をおびき寄せて、生け捕りにする仕掛け。「イタチ・が・ おる・らしー・ので・ わな・でも・ 作っ・たろ・か。」②他人をだまして陥れる計略。「仕事・を・ 請け負う・の・は・ 良()ー・けど・ わな・が・ ない・か・ 気ーつけ・なはれ。」

わなげ【輪投げ】《名詞、動詞する》 離れたところから輪を投げて、立てた棒にかける遊び。また、それに使う道具。「わなげ・の・ 台・を・ 作っ・て・ ペンキ・を・ 塗る。」「暇・や・さかい・ わなげし・て・ 遊ん・だ。」

わに【鰐】《名詞》 大きな口に鋭い歯を持ち、全身うろこで覆われて、扁平の大きな形をした、熱帯の川や沼にすむ動物。「神戸・の・ 動物園・に・ わに・が・ おっ・た。」

わはは《感動詞》 大きく口を開いて豪快に笑うときの声。「わし・の・ 話・を・ 聞ー・て・ わはは・ゆーて・ 笑い・やがっ・た。」

わびしい〔わびしー〕【侘びしい】《形容詞》 ①心を慰めるものがなくて、心細くてやるせない気持ちである。「わびしー・ 山・の・ 中・を・ 通っ・た。」②貧しく、みすぼらしくて、気持ちが晴れない。「今日・の・ 昼飯・は・ わびしー・ もん・やっ・た。」

わふく【和服】《名詞》 体にまといつけるもので、日本風のもの。日本古来の衣服。「わふく・を・ 着・て・ 卒業式・に・ 出る。」■対語=「ようふく【洋服】」〔⇒ふく【服】、きもの【着物】、きもん【着物】、きりもん【着り物】、べべ〕

わまわし〔わまーし、わーまーし〕【輪回し】《名詞、動詞する》 自転車の車輪の外枠(リム)や、樽や桶のたがの廃物などを利用して、それを道路などで転がして走る遊び。「自動車・が・ 来・ん・ とこ・で・ わまーし・を・ し・て・ 遊ぶ。」〔⇒リムまわし【英語=rim  回し】

わめく【喚く】《動詞・カ行五段活用》 ①遠くまで聞こえるように大声で叫ぶ。大きな声で話す。「子ども・が・ 泣い・て・ わめー・とる。」②怒りの気持ちを表すために荒々しく怒鳴る。相手を脅しつけるように大声を出す。「言う・ こと・を・ 聞か・へん・さかい・ わめい・たっ・た。」〔⇒どなる【怒鳴る】⇒ほえる【吠える】⇒かちわめく【かち喚く】

わや《形容動詞や()》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりする様子。「そんな・ わやな・ 話・は・ 誰・も・ 信用し・てくれ・へん。」②乱雑になっている様子。「部屋中・ わやに・ し・て・ 片づけ・とら・ん。」③壊れてしまっている様子。駄目になっている様子。「何・も・か・も・ わやに・ なっ・ても・た。」「時計・を・ 分解し・て・ とーとー・ わやに・ し・ても・た。」〔⇒わやくそ【わや糞】、わやくちゃ【わや苦茶】、わっちゃくちゃ(わ茶苦茶)

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