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2017年12月25日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (604)    (通算2602回)

日常生活語 「わ」⑥

 

わやくそ【わや糞】《形容動詞や()》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりする様子。「お前・の・ 考え・は・ わやくそや・さかい・ 人・に・は・ 通用せー・へん。」②乱雑になっている様子。「犬・が・ 畑・を・ 踏みまわっ・て・ わやくそに・ し・ても・た。③壊れてしまっている様子。駄目になっている様子。「うまいこと・ いっ・とっ・た・ 話・を・ わやくそに・ し・てまい・やがっ・た。」〔⇒わや、わやくちゃ【わや苦茶】、わっちゃくちゃ(わ茶苦茶)

わやくそにする【わや糞にする】《動詞・サ行変格活用》 ①ものごとを駄目にする。ものを壊す。「落とし・て・ 時計・を・ わやくそにし・ても・た。」②まとまりを乱す。「昨日・の・ 寄り合い・は・ あいつ・が・ いら・ん・ こと・を・ 言()ー・て・ わやくそにし・やがっ・た。」③馬鹿にする。ふざける。「みんな・で・ 悪口・を・ 言()ー・て・ わやくそにし・たら・ 可哀想や・なー。」〔⇒わやにする、わやくちゃにする【わや苦茶にする】

わやくちゃ【わや苦茶】《形容動詞や()》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりする様子。「あいつ・の・ 言()ー・ 意見・は・ わやくちゃや・さかい・ 聞ー・たら・ あか・ん・ぞ。」②乱雑になっている様子。「水害・で・ 家・の・ 中・が・ わやくちゃに・ なっ・た。」③壊れてしまっている様子。駄目になっている様子。「ケーキ・を・ 落とし・て・ わやくちゃに・ なっ・た。」〔⇒わや、わやくそ【わや糞】、わっちゃくちゃ(わ茶苦茶)

わやくちゃにする【わや苦茶にする】《動詞・サ行変格活用》 ①ものごとを駄目にする。ものを壊す。「火・が・ 強すぎ・て・ 焦げ・て・ すき焼き・を・ わやくちゃにし・ても・た。」②まとまりを乱す。「耕二・の・ やつ・が・ ごじゃごじゃと・ ぬかし・て・ 寄り合い・を・ わやくちゃにし・ても・た。」③馬鹿にする。ふざける。「わし・の・ こと・を・ わやくちゃにし・やがっ・た。」〔⇒わやくそにする【わや糞にする】、わやにする〕

わやにする《動詞・サ行変格活用》 ①ものごとを駄目にする。ものを壊す。「ラジオ・を・ 直そ・ー・と・ し・た・ん・や・けど・ 結局・ わやにし・ても・た。」②まとまりを乱す。「決まりかけ・とっ・た・のに・ いら・ん・ こと・を・ 言()ー・て・ わやにし・てまい・やがっ・た。」③馬鹿にする。ふざける。「みんな・で・ わし・の・ こと・を・ わやにし・やがっ・た。」〔⇒わやくそにする【わや糞にする】、わやくちゃにする【わや苦茶にする】

わら【藁】《名詞》 稲や麦の茎を干したもの。「わら・で・ お注連〔=注連縄〕・を・ 作る。」「わら・を・ 追い炊き・に・ 使う。」

わらい【笑い】《名詞、形容動詞や()》 ①ものごとを喜んだり面白がったりして、顔をやわらげたり声を立てたりすること。「泣き・も・ わらい・も・ あんた・の・ 好きな・よーに・ し・なはれ。」②ものごとを喜んだり面白がったりして、よく声に出す癖のある人。また、そのようにする様子。「あの・ 子ー・は・ わらいや・さかい・ いっぺん・ 笑い出し・たら・ 止まら・へん。」⇒げら〕

わらいごと【笑い事】《名詞》 笑ってすませるような、小さな事柄。深刻でないこと。「大事(おーごと)・に・ なら・んと・ わらいごと・で・ 済ん・だら・ 有り難い・ こと・や。」

わらいばなし【笑い話】《名詞》 ①滑稽な内容の話。「落語・の・ わらいばなし・は・ おもろい。」②笑いながら話す程度の、気楽な話やばかばかしい話。「財布・を・ 落とし・た・ゆーて・ 大騒ぎ・を・ し・た・けど・ 家・の・ 中・から・ 出・てき・て・ わらいばなし・で・ すん・だ・ん・や。」

わらいむし【笑い虫】《名詞》 おかしいことに出会うと、笑いこける人。「あいつ・の・ わらいむし・が・ なかなか・ 止まら・へん。」

わらいもん【笑い物、笑い者】《名詞》 人に馬鹿にされて笑いの種になるものや人。「近所・の・ わらいもん・に・ なる。」

わらう【笑う】《動詞・ワア行五段活用》 ①喜んだり面白がったりして、口許をゆるめて声に出す。「漫才・を・ 見・て・ げらげら・ 笑う。」②喜んだり面白がったりして、目を細めて表情に表す。「赤ん坊・が・ にこっと・ わらう。」③馬鹿にする。あざけって、さげすむ。「失敗し・た・けど・ わらわ・んとい・てんか。」■名詞化=わらい【笑い】

わらかす【笑かす】《動詞・サ行五段活用》 ①人を笑うようにさせる。「あの・ 漫才・は・ よー・ 人・を・ わらかす・なー。」②軽蔑に値することである。軽蔑される。「あれ・で・ 大学生・や・と・は・ わらかす・よ・なー。」■名詞化=わらかし【笑かし】〔⇒わらわす【笑わす】

わらける【笑ける】《動詞・カ行下一段活用》 自然と笑える。自然と笑いが生じる。「ごっつい・ わらける・ 漫才・や。」

わらじ【草鞋】《名詞》 藁を編んで足の形に作り、紐で足に結んではくもの。「お寺・の・ 門・に・ 大けな・ わらじ・が・ 吊っ・てある。」〔⇒わらんじ(草鞋)

わらしごと【藁仕事】《名詞、動詞する》 藁を打ったり、縄をなったり、藁で何かを作ったりする作業。「わらしごと・で・ 縄・を・ なう。」「家・の・ 中・で・ わらしごとし・たら・ ごみ・が・ いっぱい・ 貯まっ・た。」

わらばい【藁灰】《名詞》 火鉢に入れたり肥料にしたりして使う、藁を燃やした後にできる粉状のもの。「わらばい・を・ 火鉢・に・ 入れる。」「風・が・ 吹い・て・ わらばい・が・ 飛び回る。」

わらび【蕨】《名詞》 ①葉は食用になり根から蕨粉をとる、山地に生えて早春に巻いた新芽を出す植物。「わらび・や・ ぜんまい・を・ 採る。」②蕨粉を原料にした餅。「夏・に・ なっ・たら・ わらび・を・ 売り・に・ 来る。」⇒わらびもち【蕨餅】

わらびもち【蕨餅】《名詞》 蕨粉を原料にした餅。「わらびもち・に・ 黄粉・を・ まぶす。」〔⇒わらび【蕨】

わらぶき【藁葺き】《名詞》 屋根を藁で覆うこと。藁で覆った屋根。「わらぶき・を・ 瓦屋根・に・ 変える。」■対語=「かわらぶき【瓦葺き】」〔⇒わらや【藁屋】、わらやね【藁屋根】

わらぼうき〔わらぼーき〕【藁箒】《名詞》 藁で作った、ごみなどを掃く用具。「わらぼーき・は・ 先・が・ じっきに・ ちび・てまう。」◆材質による名付け方には、他に「しゅろぼうき【棕櫚箒】」「たけぼうき【竹箒】」などがある。

わらや【藁屋】《名詞》 屋根を藁で覆うこと。藁で覆った屋根。「「うち・の・ 里・の・ 家・は・ わらや・です・ねん。」■対語=「かわらやね【瓦屋根】」〔⇒わらやね【藁屋根】、わらぶき【藁葺き】

わらやね【藁屋根】《名詞》 屋根を藁で覆うこと。藁で覆った屋根。「「わらやね・に・ 草・が・ はえ・とる。」■対語=「かわらやね【瓦屋根】」〔⇒わらや【藁屋】、わらぶき【藁葺き】

わらわす【笑わす】《動詞・サ行五段活用》 ①人を笑うようにさせる。「おもろい・ こと・を・ 言()ー・て・ 人・を・ わらわす・の・が・ 好きや。」②軽蔑に値することである。軽蔑される。「そんな・ あほな・ 質問し・て・ 人・を・ わらわし・たら・ あか・ん。」〔⇒わらかす【笑かす】

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