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2017年12月26日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (605)    (通算2603回)

日常生活語 「わ」⑦

 

わらんじ(草鞋)】《名詞》 藁を編んで足の形に作り、紐で足に結んではくもの。「わらんじ・の・ はなご・が・ 切れる。」〔⇒わらじ【草鞋】

わり【割】《名詞》 ①全体の中に占める大小の関係で、全体の10分の1のこと。全体を10としたときの比率。「打率・が・ 3わり・を・ 超え・た。」②ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「5人・に・ 1人・の・ わり・で・ 抽選・が・ 当たる。」③一方の程度から見た他方の程度。特に、損得に関することなど。「わり・が・ 合わ・ん・ 仕事」⇒ぶあい【歩合】、ぶ【分】、りつ【率】、わりあい【割合】、わんりゃい(割合)

わりあい【割合】《名詞》 ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「当選する・ わりあい・は・ 半分・ぐらい・やろ。」〔⇒ぶあい【歩合】、ぶ【分】、りつ【率】、わんりゃい(割合)、わり【割】

わりあい【割合】《副詞に・と》 他のものや以前のことと比較してみると、思いのほかに望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。予想よりも望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。「このごろ・の・ 阪神・は・ わりあいに・ 強ー・ なっ・てき・た。」◆思いのほかに望ましくない状況であるという気持ちを表す場合にも使うことがある。〔⇒わんりゃい(割合)、わりかた【割り方】、わりかし【割りかし】、わりと【割と】、わりに【割に】

わりあて【割り当て】《名詞》 仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせること。物品や金額などをそれぞれに振り分けること。また、そのようにして受け持たせたり振り分けたもの。「寄付・の・ わりあて・を・ する。」〔⇒わりふり【割り振り】

わりあてる【割り当てる】《動詞・タ行下一段活用》 仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせる。物品や金額などをそれぞれに分配する。「掃除・の・ 区域・を・ わりあてる。」「寄付・の・ 額・を・ わりあてる。」■名詞化=わりあて【割り当て】〔⇒わりふる【割り振る】、ふりわける【振り分ける】

わりかし【割りかし】《副詞》 他のものや以前のことと比較してみると、思いのほかに望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。予想よりも望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。「わりかし・ おもろい・ 映画・やっ・た。」「わりかし・ 遠い・ とこ・まで・ 行っ・た・ん・や。」◆思いのほかに望ましくない状況であるという気持ちを表す場合にも使うことがある。〔⇒わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わりかた【割り方】、わりと【割と】、わりに【割に】

わりかた【割り方】《副詞》 他のものや以前のことと比較してみると、思いのほかに望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。予想よりも望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。「今日・は・ わりかた・ 良()ー・ 天気・や。」「わりかた・ しんどい・ 仕事・や。」◆思いのほかに望ましくない状況であるという気持ちを表す場合にも使うことがある。〔⇒わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わりかし【割りかし】、わりと【割と】、わりに【割に】

わりき【割り木】《名詞》 薪を小割りにしたもの。割った木。「正月(しょんがつ)・ 言()ー・たら・ えー・ もん・や。雪・より・ 白い・ 飯(まま)・ 食べ・て・ わりき・みたいな・ 魚(とと)・ 添え・て。」「よき〔=斧〕・で・ わりき・を・ 作る。」

わりきれる【割り切れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①割り算の答えに、余りが出ない。「3・で・ わりきれる・ 数」②納得して、気持ちがおさまる。論理的にうなずくことができる。「わりきれ・ん・ 気持ち・で・ 戻っ・てき・た。」

わりこむ【割り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①人と人との間を押し分けて入る。きちんと並んでいるところへ、ルールを無視して横から入り込む。「列・の・ 横・から・ わりこん・だら・ あき・まへん。」②人が話をしているところに、脇から口をはさむ。「話・に・ わりこん・でくる・ あつかましー・ やつ」■名詞化=わりこみ【割り込み】

わりざん【割り算】《名詞》 ある数が、他のある数の何倍であるかを調べる計算。除法。「わりざんし・て・ 一つ・の・ 値ー・を・ 調べる。」

わりと【割と】《副詞》 他のものや以前のことと比較してみると、思いのほかに望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。予想よりも望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。「今日・は・ わりと・ しんどい・ 仕事・やっ・た。」「わりと・ 高い・ 値ー・や・さかい・ 買わ・なんだ。」◆思いのほかに望ましくない状況であるという気持ちを表す場合にも使うことがある。〔⇒わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わりかた【割り方】、わりかし【割りかし】、わりに【割に】

わりに【割に】《副詞》 他のものや以前のことと比較してみると、思いのほかに望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。予想よりも望ましい状況であるという気持ちを表す言葉。「わりに・ 時間・の・ かかる・ 仕事・やっ・た。」◆思いのほかに望ましくない状況であるという気持ちを表す場合にも使うことがある。〔⇒わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わりかた【割り方】、わりかし【割りかし】、わりと【割と】

わりばし【割り箸】《名詞》 端から半分ほどのところまで割れ目がつけてあり、2つに割って使うようになっている、木や竹でできた箸。「弁当・を・ 買()ー・た・けど・ わりばし・が・ つい・とら・へん。」

わりびき【割り引き】《名詞、動詞する》 決まった金額からある程度の金額を安くすること。「大売り出し・の・ 日ー・に・ わりびき・で・ 売る。」「ちょっと・ぐらい・ わりびきし・てくれ・ても・ えー・やろ・に。」

わりびく【割り引く】《動詞・カ行五段活用》 ①売るときに、決まった金額からある程度の金額を安くする。「残っ・た・ 品物・を・ わりびー・で・ 売る。」②表面よりも、中味を小さく見積もる。「あいつ・の・ 言()ー・ こと・は・ ちょっと・ わりびー・て・ 考え・とか・んと・ えらい・ 目ー・に・ あう・ぞ。」■名詞化=わりびき【割り引き】

わりふり【割り降り】《名詞》 仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせること。物品や金額などをそれぞれに振り分けること。また、そのようにして受け持たせたり振り分けたもの。「掃除・の・ 人数・の・ わりふり・を・ 考える。」〔⇒わりあて【割り当て】

わりふる【割り振る】《動詞・ラ行五段活用》 仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせる。物品や金額などをそれぞれに分配する。「寄付金・の・ 金額・を・ みんな・に・ わりふる。」■名詞化=わりふり【割り振り】〔⇒わりあてる【割り当てる】、ふりわける【振り分ける】

わる【悪】《名詞》 ①悪い性格や考えの人。よくない行動をする人。「わる・の・ 真似・を・ し・たら・ あか・ん・よ。」②芝居や物語などに出てくる悪役の人。「あの・ 人・は・ わる・みたいや。」「わる・が・ 攻め・てき・た。」「あれ・は・ わる・か・ えーほー・か・ わから・へん。」⇒わるもん【悪者】

わる【割る】《動詞・ラ行五段活用》 ①力を加えて、ものをいくつかに分ける。破ったり砕いたりして、壊す。「手ー・が・ 滑っ・て・ 皿・を・ わっ・ても・た。」②細かく分けて、小さくする。◆縦方向に行うときに使うことが多い。「木ー・を 細く・ わる。」③水や液体を加えて、薄める。「水・で・ わる。」④割り算をする。「100・を・ 3・で・ わる。」■自動詞は「われる【割れる】」■名詞化=わり【割り】

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