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2019年3月23日 (土)

言葉の移りゆき(336)

訂正する姿勢、改訂する姿勢
 私はこのコラムに書いたものを、最近は、朝日新聞社にはすべての回を、三省堂には一部の回をメールで送っています。読んでもらわなくてもかまわないという気持ちです。けれども、新聞は「読者の声に耳を傾け、読者とともにある」ということを標榜しているのを忘れてはいないでしょうね。
 朝日新聞の記事「ことばのたまゆら」は、私の指摘による訂正が2回ありました。「ことばのたまゆら」の筆者からは丁寧な回答がありました。それ以外はまったくの「梨の礫」です。
 三省堂からは、このたび次のようなメールがありました。
 平素は小社の辞書をご利用いただき、まことにありがとうございます。
 さて、『三省堂国語辞典』についてのメール2通を頂戴しまして、恐れ入ります。
 編者ともども拝読し、「身元」「紙面」「手作り」の語釈についてのご指摘はごもっともと存じ、今後の改訂で改善してまいります。
 『三省堂国語辞典』の次回の改訂版を楽しみにしております。
 国語辞典編集部は丁寧に書物の内容を検討している、新聞社は毎日の取材に追われている、という立場があるのでしょう。対応の仕方に違いがあっても仕方がないかもしれません。
 けれども、次のような訂正記事を見て、驚きました。
 8日付経済面、三菱航空機の副社長退任を伝える記事で、副社長と業務執行責任者の退任が「4月1日付」とあるのは「3月31日付」の誤りでした。確認が不十分でした。
 (朝日新聞・大阪本社発行、2019年3月9日・朝刊、13版、38ページ)
 この程度の間違いは日常茶飯事です。地方公務員などの異動が紙面に載ったとき、氏名や日付の間違いはありますが、そんなものが訂正されたことはありません。
 私はこのコラムで、新聞の言葉遣いの間違いなども指摘していますが、ほとんど無視を続けています。
 有力企業から強く抗議を受けた場合などは即座に訂正記事になるのでしょうが、一般読者の声などに耳を傾ける姿勢はないように思われます。上記の記事がそれを雄弁に物語っているように思います。
訂正する姿勢、改訂する姿勢
 私はこのコラムに書いたものを、最近は、朝日新聞社にはすべての回を、三省堂には一部の回をメールで送っています。読んでもらわなくてもかまわないという気持ちです。けれども、新聞は「読者の声に耳を傾け、読者とともにある」ということを標榜しているのを忘れてはいないでしょうね。
 朝日新聞の記事「ことばのたまゆら」は、私の指摘による訂正が2回ありました。「ことばのたまゆら」の筆者からは丁寧な回答がありました。それ以外はまったくの「梨の礫」です。
 三省堂からは、このたび次のようなメールがありました。
 平素は小社の辞書をご利用いただき、まことにありがとうございます。
 さて、『三省堂国語辞典』についてのメール2通を頂戴しまして、恐れ入ります。
 編者ともども拝読し、「身元」「紙面」「手作り」の語釈についてのご指摘はごもっともと存じ、今後の改訂で改善してまいります。
 『三省堂国語辞典』の次回の改訂版を楽しみにしております。
 国語辞典編集部は丁寧に書物の内容を検討している、新聞社は毎日の取材に追われている、という立場があるのでしょう。対応の仕方に違いがあっても仕方がないかもしれません。
 けれども、次のような訂正記事を見て、驚きました。
 8日付経済面、三菱航空機の副社長退任を伝える記事で、副社長と業務執行責任者の退任が「4月1日付」とあるのは「3月31日付」の誤りでした。確認が不十分でした。
 (朝日新聞・大阪本社発行、2019年3月9日・朝刊、13版、38ページ)
 この程度の間違いは日常茶飯事です。地方公務員などの異動が紙面に載ったとき、氏名や日付の間違いはありますが、そんなものが訂正されたことはありません。
 私はこのコラムで、新聞の言葉遣いの間違いなども指摘していますが、ほとんど無視を続けています。
 有力企業から強く抗議を受けた場合などは即座に訂正記事になるのでしょうが、一般読者の声などに耳を傾ける姿勢はないように思われます。上記の記事がそれを雄弁に物語っているように思います。

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