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2019年5月20日 (月)

言葉の移りゆき(394)

「2連ポスター」は違反でないと言うが…


 選挙が告示されていないのに候補者の顔と名前を売り込もうとするポスターが氾濫しました。これって違反でないそうですが、それを違反でないとする法律自体がおかしいと思います。


 ポスターをよく見ると、「立候補予定者」は「別の人」と並んでいる。党首や国会議員だったり、著名人だったり……。その下や脇のスペースには、党のキャッチフレーズや演説会の案内などがある。
 業界で「2連ポスター」と呼ばれるものだ。あり方について議論はあるが、違反ではない。 …(中略)…
 総務省選挙課によると、2連ポスターは個人の名前や顔を表示していても、政党の政治活動のためのポスターとみなされる。
 (朝日新聞・大阪本社発行、2019年3月27日・朝刊、「神戸」版、13版△、31ページ、「探る!統一地方選」、西見誠一)

 統一地方選挙に至る期間に、立候補予定者と別の人とを並べたポスターが町中に氾濫しました。それをべたべたと何枚も何枚も張り並べる立候補予定者もいました。選挙前には汚らしさが極点に達しました。それでも違反でないというのは、そんなルールを作るのも政治家であるからなのでしょう。
業界で「2連ポスター」と呼んでいるとありますが、業界とは、どんな業界のことなのでしょうか。ポスターを作る印刷業界でしょうか、それとも、候補者の業界でしょうか。
 名前と顔が町中に大きく張り出されているのは、重大犯罪の犯人の手配と、もう一つは立候補予定者のようです。ポスターだけではなく、選挙が済んでも看板(置き看板)が町のあちこちに残されています。
 政治家は美に対する意識を持ち合わせていないのだろうかと思います。とりわけ、国会議員のポスターは、長い期間にわたって張り続けられますから、汚くなったものもそのままです。

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