« ふるさと江井ヶ島(15) | トップページ | ふるさと江井ヶ島(17) »

2019年7月15日 (月)

ふるさと江井ヶ島(16)

スタンプ

 山陽電気鉄道は、かつて、すべての駅に観光用のスタンプを設置していたことがあり、そのスタンプを集めるという催しも行っていた。
 駅のスタンプは、かつての国鉄がディスカバー・ジャパンを合い言葉に旅行意欲を喚起しようとして、全国的にスタンプを整備し、ブームとなったことがある。
 ところで、山陽電鉄のスタンプはその時が最初というわけではない。それより前にも、主要駅や、観光客が主体となる駅にはスタンプがあった。
 すべての駅に設置されたスタンプは既に姿を消してしまっている。山陽電鉄は全駅自動改札を推し進めて、その結果として主要駅以外は無人化されたから、今ではスタンプを置いても管理が行き届かなくなることだろう。
 さて、昭和の終わり頃のスタンプの印影はと言えば、西江井ヶ島駅のスタンプには、日本酒の酒蔵とウイスキー蒸留所が描かれ、蒸留所の空には風見鶏の姿がある。さらに、魚住城跡の標柱があり、沖には淡路の島影が見える。
 一方、魚住駅のスタンプには、藤の花で有名な中尾・住吉神社と、牡丹で知られる薬師院(通称はボタン寺)が描かれている。海に向かって開放的な風景が広がるのが住吉神社である。
 魚住駅は、JRの駅名と区別するために、正確には山陽魚住駅と言う。この魚住駅は、西江井ヶ島駅と同時に開設された。終戦直前の1945年(昭和20年)7月20日から営業を休止したが、2年後の1947年(昭和22年)11月15日に再開している。いずれにしても、国鉄(現・JR西日本)魚住駅の開設よりは古い。

|

« ふるさと江井ヶ島(15) | トップページ | ふるさと江井ヶ島(17) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ふるさと江井ヶ島(15) | トップページ | ふるさと江井ヶ島(17) »