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2019年7月16日 (火)

ふるさと江井ヶ島(17)

ためいけ【溜め池】


 兵庫県の溜め池の数は全国で最多である。播磨平野や淡路島は雨が少なく、灌漑用の溜め池が必要である。
 『明石のため池』(明石市教育委員会発行)という本の後ろの方に、30ページ近くにわたって「ため池データベース」というのがあって、明石市内にある111か所の溜め池の写真とともに、所在地、堤高、堤長、貯水量、満水面積や、管理している水利組合やため池協議会の名が書かれている。
 桜の名所でもある明石公園には剛ノ池という、春は花に埋まる池があるが、この池の満水面積は31720平方メートルである。剛ノ池は有名な池であっても、大きな池の部類には入らないようである。
 明石市大久保町の大字名としての江井島と西島にある池は、次の通りである。
   皿池  堤長1940メートル 満水面積107150平方メートル
   谷池  堤長1456メートル 満水面積 69990平方メートル
   切池  堤長 313メートル 満水面積 8350平方メートル
   下切池 堤長 296メートル 満水面積 6750平方メートル
   納戸池 堤長 430メートル 満水面積 19130平方メートル
   上池  堤長 560メートル 満水面積 19220平方メートル
   新池  堤長 275メートル 満水面積 17920平方メートル
   皿池  堤長 300メートル 満水面積 19710平方メートル
   大池  堤長 954メートル 満水面積 54250平方メートル
 はじめの2つの池の管理は江井ヶ島土地改良区、あとの7つの池の管理は西島水利組合である。はじめの2つの池は圧倒的に大きい池である。
 皿池という名の池が2つあるが、池の底が周囲の田んぼと変わらないような、底の浅い池を皿池と言うから、皿池という名の池はあちこちに存在する。
 これらのため池は、鳥をはじめとする動物や、水生植物にとっての生活環境を提供していて、貴重な存在になっている。特に、直径2メートルほどの大きな葉を持つオニバスのあるところとして、全国的に知られている。

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