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2019年7月 7日 (日)

ふるさと江井ヶ島(8)

ぎんこう【銀行】


 小学校の時には「こども銀行」という制度があったが、集まったお金を預けるのは、神戸銀行江井ヶ島支店である。神戸銀行は、太陽神戸銀行→太陽神戸三井銀行→さくら銀行→三井住友銀行と変遷するが、神戸銀行の時代でも有力な都市銀行であった。
 神戸銀行は1936年(昭和11年)に、当時の兵庫県内に本店をもっていた銀行のうち、資本金や預金高が大きく、堅実な業績を示していた神戸岡崎・五十六・西宮・灘商業・姫路・高砂・三十八の7つの銀行が合併して設立されたそうである。合併前の江井ヶ島支店は、明石市に本店を置いていた五十六銀行のものかもしれない。
 江井ヶ島支店は黒っぽい、風格のある建物であった。子どもから見れば店内の天井は高く見えた。昭和40年ごろ、神戸銀行の時代に江井ヶ島支店は廃止となった。その建物は地元の明石信用金庫が江井ヶ島支店として継承したが、しばらく経ってから別の場所に移転し、古い建物は取り壊された。
 江井ヶ島のようなところに都市銀行の支店があった理由は明確である。酒造業などで全国と取引のあった事業所が存在した江井ヶ島には銀行が必要であったのである。

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