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2019年9月 1日 (日)

明石日常生活語辞典の刊行について(1)

本日、いよいよ刊行します


 このブログに長期にわたって連載をしてきた『明石日常生活語辞典』を、きちんとした刊行物として、本日(2019年9月1日)の日付で刊行します。300部の限定出版です。
 こういうものを作りたいと思って、細々と動き始めてから半世紀になります。書き貯めを続けて、しかも途中で、何度も体裁を改めましたから、その度ごとに、全体に手を加えたり書き改めたりをしてきました。その作業の様子のごく一部は、このブログにも反映しています。
 関西大学で開催された、日本方言研究会の第104回研究発表会で、このような辞典を作ることの趣旨を説明しましたが、それ以後の最終段階では、用例の記述方法を大きく変更しましたから、その修正だけで2年近くの時間が経ちました。
 出版社に原稿を提出して後、3回にわたる校正だけでも半年以上の時間を費やしましたが、ようやく刊行にこぎつけました。校正は、自分ひとりで隅々まで見ました。小さな活字を使った、辞書の形の出版物ですから、文章を校正するのとはまったく勝手が違います。目も疲れます。そのような校正でしたから、ミスは皆無であると言い切れないところが苦しいのです。
 出版していただくのは武蔵野書院です。武蔵野書院は、日本語日本文学の専門出版社で、今年が創業100年に当たります。日本語学会の機関誌『日本語の研究』を出していただいている出版社です。この学会が國語学会と称していた頃の初期の段階から『國語學』という機関誌を出していただいている出版社です。
 『明石日常生活語辞典』は、小さな文字で、B5判、834ページの出版物です。辞典ですから、部分部分を活用していただく書物です。けれども、現在の明石の言葉で使われている語彙の大部分を拾い上げたと思っていますから、50年後、100年後に明石で生活している人が読んだら、言葉の変化にびっくりするだろうと思います。この書物は、現在(および将来)の言葉の資料集なのです。

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