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2019年10月 2日 (水)

明石日常生活語辞典・追記(24)

補遺の言葉① たどん


 「明石日常生活語辞典」はまったくの一人仕事でした。見落としやミスがあるだろうということを覚悟しての出版でした。この本を作るまでの仕事量は膨大でした。何か一つでも記述の仕方を変えると、それが即座に全項目に跳ね返ります。それによって、数十項目を点検しなければならないことも起こりますし、数千の項目に影響することもあります。1万5000余の全項目に影響したのは、用例の書き方に関することでした。用例の書き方の修正には、それだけで1年以上の時間が必要でした。
 記載している見出し語の点検も、折りに触れて行いました。気が付いた段階で補充を続けました。校正段階で補ったこともあります。けれども、後になってから、見出し語として抜けていた言葉に気づくこともあります。「追記」の22回の「やぐさい」を書いていて、気づいた言葉があります。これからも、そういうことがあるだろうということは、覚悟をしています。
 気づいたものは、潔く書き加えるしかありません。いずれかの段階で、補充した言葉や、正誤表などをまとめなければならないと思います。それが、いつの段階にできるのかは予測がつきません。そういうものを作れたら嬉しいと思いますが、作ることができなくて最期を迎えてしまうかもしれません。
 さて、補遺の言葉の一つめは「たどん【炭団】」です。珍しい言葉ではありませんが、見落としていました。ただ、若い人たちにとっては「たどん」はもはや死語になってしまっているかもしれませんから、書き加えておかなければなりません。


たどん【炭団】《名詞》 木炭や石炭の粉末などを練り固めて、乾燥させて球状に作り上げた燃料。「たどん・が・ しめ(湿)っ・とる・みたいで・ なかなか・ ひ(火)ー・が・ つい・てくれ・へん。」◆かつては、炬燵、行火などに入れて、夜具の布団の足元に入れて使った。(たどんを入れて使う炬燵の写真は、「こたつ」の項を参照。)

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